NTT DATA 変える力を、ともに生み出す。

株式会社NTTデータ・フィナンシャル・ソリューションズ

導入事例

日本地震再保険株式会社様

期待されているのは運用現場を知り尽くしたNTTデータ・フィナンシャル・ソリューションズの総合力

日本地震再保険株式会社様は、オープン系プラットフォームのもと、地震再保険業務システムと経理システムの再構築、より厳密なデータ管理と地震保険の分析・予測を行うためのデータウェアハウスおよび分析システムの新規導入を決定。開発から運用までトータルに任せられるパートナーとして、NTTデータ・フィナンシャル・ソリューションズを選定しました。プロジェクトは、2007年夏にスタート。約2年半を費やした開発・導入フェーズは2009年秋にほぼ終了し、次なる課題解決に向けた取り組みが始まっています。

杉野 正明 氏
杉野 正明 氏
日本地震再保険株式会社
管理部 IT・総務グループ
マネージャー
利根川 加代 氏
利根川 加代 氏
日本地震再保険株式会社
業務部業務企画グループ
兼 業務運営グループ
主任
西脇 靖 氏
西脇 靖 氏
日本地震再保険株式会社
管理部 IT・総務グループ
主任
鈴木 秀一 氏
鈴木 秀一 氏
日本地震再保険株式会社
業務部 業務運営グループ
副主任

インタビュー

システム再構築で、より緻密な業務管理とデータ分析力の強化をめざす。

今回の新システムでは、扱うデータ量が毎月数百万件に及ぶため、ハイスペックのサーバーが必須でした。ITインフラからすべて作り変えようという今回のプロジェクトは、少数精鋭の同社にとって大きなチャレンジでした。

杉野
当社は、損害保険会社約30社から再保険料をいただき、事故が発生する都度元受社の求めに応じて、再保険金を支払うのですが、その業務をより厳密に行うための仕組みが必要でした。また、これまではオフコン上のシステムを運用していたのですが、扱うデータ量が一気に増えたことと時間の経過とともにシステム的な不具合も色々生じていました。そこで、災害時における調達がより容易なプラットフォーム上でシステムを全面的に再構築し、新しい機能を実現しようと考えました。
利根川
以前は、損害保険会社が引き受けた契約のサマリーデータを扱っていましたが、内部統制強化のため、個々の契約情報(個人を特定する情報は除く)を把握し、再保険報告の整合性をチェックする必要が生じました。さらに、実際にどの地域に、どれだけのどの契約があるのかというような個別データを分析し、今後の支払いの予測や地震保険制度の改善などに活用したいと考えています。

開発から運用まで安心して任せられる。確かな手ごたえが、そこには在った。

ベンダー選定に際しては、インフラ構築からアプリケーション開発、インテグレーション、さらに運用監視まで一括して任せられるかどうかを総合的に判断。基本機能の実現に加え、お客様の潜在的なニーズも踏まえた提案内容、さらにマネージメント力や臨機応変な対応、企業規模、これらの点がトータルに評価され、NTTデータ・フィナンシャル・ソリューションズが選定されました。

杉野
システムを開発するだけではなく、その後の保守・運用フェーズまで含めてきめ細かく対応していただけるベンダーを探していました。最終的に、NTTデータ・フィナンシャル・ソリューションズと大手ベンダーの2社に絞り込んだのですが、NTTデータ・フィナンシャル・ソリューションズの提案は、我々の要求を満たしつつも一歩踏み込んだ内容でした。言われたとおりのことしかしないというのではなく、発注側が気づかない点を指摘し、第三者の視点でアドバイスしてくれるのではないかと期待しました。もちろん、全体コストがリーズナブルであった点も重要なポイントでした。
利根川
NTTデータ・フィナンシャル・ソリューションズは、現行システムの単なるプラットフォーム置き換えというものではなく、改善点などの提案を積極的にしてくれました。理屈ではないところで、この会社に任せてみたいという印象を持ちました。
杉野
一緒に仕事をさせて頂いた上で特に印象深かったのが、NTTデータ・フィナンシャル・ソリューションズは、しっかりとしたシステム構築ができる、非常に手堅い仕事の進め方をする会社だということです。
小林
大規模なインフラ構築の経験があるので、障害試験もユーザーの立場にたって、いろいろな条件で行います。当たり前のことなのですが、例えば、システム稼働中に電源を抜いて状況をチェックします。メーカーが仕様書を出していますが、実際に動かしてみて確認しないと十分とはいえないのです。
杉野
運用に関してはリモートで監視してもらっていますが、何かあるとすぐに連絡があり、安心して運用を任せられます。総合的にみて、プロアクティブな対応が徹底されていると思います。
西脇
ドキュメントなど、細かい部分がしっかりしていますし、とにかくレスポンスが速い。現場は大変だと思いますが、リーダーが現場をしっかりとコントロールし、プロジェクト全体をまとめあげているという印象があります。

技術をつむぎ、人の心をつむぐ。さらなる最適化に向けた総合的な取り組みに期待。

開発フェーズでは、当然のことながら様々な意見が交錯します。その際にも、お互いに合理的な解決方法を模索し、最終的には良い形で両者が歩み寄れたとのこと。こうして培われた信頼関係や経験は、今後どのように活かされるのでしょうか?

杉野
ベンダーの立場でシステムを作るのと、ユーザーの社内部門でシステムを作るのでは視点が異なります。ベンダーは、基本的にシステムを導入することに意識が集中し、導入後の保守・運用面まで考慮していないことが多いように感じます。一方で、社内でシステムを作る場合は、導入後、どうシステムを保守・運用していくかを考えなければなりません。
その点、NTTデータ・フィナンシャル・ソリューションズには、ユーザーの立場や現場のニーズをよく把握してくれていると感じています。
鈴木
何か要望を出した場合にも、言われたことだけではなく、関連する部分についても「ここはどうしましょうか」と親身になって対応してもらえます。地震保険のこともよく勉強していただいており、業務が良くわかっている。ですから、システムを包括的に捉えられるのだと思います。
杉野
これまで、細かい部分まで要望を出しましたが、発注側から押し切るのではなく、受け手の立場も考慮し冷静に対話を進めました。お互いに気持ちよく働けるような関係を作ることは大切ですし、その姿勢は結果に必ずでるものです。
中村
お客様に気を遣っていただいてとても感謝しています。プロジェクトは長丁場になりますから、時には難しい課題に直面することもあります。その際にも、良い関係ができていれば、メンバーのやる気を引き出し、粘り強く前に進めるようリードしていくことができます。運用フェーズでも少しずつシステムに手を加えていく事になると思いますが、これまで同様、良好な関係のもとでプロジェクトをうまく回していきたいと考えています。
杉野
地震保険制度の変更にあわせて、今後もシステム変更が発生すると思います。今回再構築したシステムでは変更コストを抑制できるよう意識した設計をお願いしたつもりですが、それでも継続的に発生する保守・運用コストをどう減らしていくかは大きな課題です。仮想化やクラウドコンピューティングなどの新技術も視野にいれ、できるだけ資産を持たずに運用してコスト圧縮をはかりたい。
また、バックアップシステムに関しても、当社の考えに対してご意見を頂きながら、共にプランを固めていければと考えています。当社のことをよく理解していただいているので、そのメリットを活かした包括的な提案に期待しています。

お客様とベンダーの叡知が結集した今回の開発プロジェクトは、既に本格的な運用フェーズを迎えています。今後のさらなるシステム最適化とコスト最適化に向けて、NTTデータ・フィナンシャル・ソリューションズの総合力に日本地震再保険株式会社様の業務部門はもとより、経営層からも熱い視線が注がれています。

システム再構築のロードマップ

システム再構築のロードマップ

日本地震再保険株式会社 様

豊かで安全な社会制度の維持・発展に寄与

「地震保険に関する法律」にもとづいて国内損害保険会社20社の出資により昭和41年に日本で唯一の家計地震保険再保険専門会社として営業を開始。政府、損害保険会社との再保険制度の中心的存在となって、家計地震保険制度の健全な運営に役割を発揮し、ステークホルダーから常に信頼される企業を目指す。

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